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  • 2024.11.28

  • 15:00 - 16:30

[C-7]

「見えない、女性の健康課題を理解する」‐最新の健康課題と政策動向‐

■女性の「痩せ症」とは何か?

田村 好史 氏 順天堂大学大学院 医学研究科 スポーツ医学・スポートロジー 教授

我が国は先進国の中で最も痩せた女性が多い国として知られています。
特に20代の痩せた女性の割合は高く、20-25%程度に上りますが、痩せは月経異常、不妊、低体重出生児、骨粗鬆症、糖尿病などのリスクとなるため、今後、何らかの対策が必要になると考えられます。
これらの課題に対して、私たちは内閣府の戦略的イノベーションプログラム(SIP)の一貫として「女性のボディイメージと健康改善のための研究開発」に取り組み、「痩せ症」(ハイリスクの痩せ)に対する対策を構築しており、その内容をご紹介いたします。

■女性特有の健康課題による経済損失の試算と健康経営の必要性について

山崎 牧子 氏 経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 課長補佐

より質の高い健康経営の実践には、従業員一人一人の状況を丁寧に把握し、必要な対応をとっていく必要があります。
その重要な要素の1つである女性特有の健康課題は、業務効率や就業継続にも大きな影響を与えており、経営者が十分に理解し、職場環境などを適切に整備することで改善が期待される重点的テーマです。
女性が長く健康に働ける環境整備を広く促す趣旨から、経済損失の試算を行いましたので、ご紹介させていただきます。

■女性の体力課題―「スポーツ実施」の状況と「体力・運動能力」の推移から―

薄葉 拓樹 氏 スポーツ庁 健康スポーツ課

第3期スポーツ基本計画(令和4年度~令和8年度)では、「成人の週1回以上のスポーツ実施率が 70%」になること等を目標に掲げている。
令和5年度における週1日以上のスポーツ実施率は52.0%であり、男性が54.7%、女性が49.4%と女性の実施率が低く、特に20代~50代の働く世代で男女差が拡がっている。
また、体力・運動能力の年次推移では、特に40代女性の体力が低下傾向にある。本発表では、これらの調査結果とスポーツ庁の取組等について報告する。

■プレコンセプションケアの新常識

窪 麻由美 氏 医療法人社団ベラフォレスタ 丸の内の森レディースクリニック 副院長

「プレコンセプションケア」は、ライフステージやライフプランに応じた健康づくりの考え方を表す言葉です。もともと2006年に米国疾病管理予防センターの政策として誕生しました。今なぜ、プレコンセプションケアが必要なのか?それは「やせ」の増加が大きく関わっています。男女ともプレコンセプションケアを実践することで、将来より健康になるだけでなく、次世代の子どもたちをより健康にする可能性があります。その内容をご紹介します。

空席あり

受講料(事前):0円

受講料(当日):0円

スピーカー詳細

田村 好史 氏

順天堂大学大学院 医学研究科 スポーツ医学・スポートロジー 教授

1997年3月 順天堂大学医学部卒業
2000年10月 カナダ・トロント大学生理学教室(研究生) 
2005年3月 順天堂大学大学院医学研究科 博士課程修了
2007年4月 順天堂大学医学部内科学 代謝内分泌学講座 准教授
2016年1月 スポーツ庁 参与 (~2018年12月)
2017年7月 順天堂大学国際教養学部 グローバルヘルスサービス領域 教授
2021年4月 スポートロジーセンター・センター長補佐
2024年5月 順天堂大学大学院医学研究科 スポーツ医学・スポートロジー 教授、代謝内分泌内科学 教授

山崎 牧子 氏

経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 課長補佐

2003年 経済産業省 入省、経済産業政策局 産業組織課 配属
2006年 商務情報政策局 メディアコンテンツ課
2008年 経済産業政策局 産業再生課
2013年 商務情報政策局 ヘルスケア産業課
2016年 商務・サービスグループ 博覧会推進室 等を経て2022年6月より現職

薄葉 拓樹 氏

スポーツ庁 健康スポーツ課

2006年10月文部科学省入省。
スポーツ庁の競技スポーツ課支援第一係長、オリンピック・パラリンピック課専門職(併 内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局局員)、東海国立大学機構経営企画部経営企画課長等を経て、2024年4月から現職。

窪 麻由美 氏

医療法人社団ベラフォレスタ 丸の内の森レディースクリニック 副院長

丸の内の森レディースクリニック副院長。順天堂大学医学部附属浦安病院非常勤助教。2003年に東京女子医科大学卒業後、順天堂大学医学部附属順天堂医院、順天堂大学医学部附属静岡病院などの勤務を経て、2009年に順天堂大学大学院医学研究科を卒業、博士号を取得。日本産科婦人科学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、日本パラスポーツ協会公認パラスポーツドクター、女性ヘルスケア専門医、性教育認定講師、日本抗加齢医学会専門医

ファシリテーター:樋口 毅 氏

(株)ルネサンス 執行役員 健康価値共創部 部長

<略歴>
1997年に順天堂大学大学院 修士課程(専門:スポーツ医学)を修了後、トッパングループ健康保険組合での保健事業企画者、凸版印刷株式会社での健康管理業務を経て、2009年から現職 株式会社ルネサンスで「健康経営」を社会実装することに取り組み始める。
2013年からは、健康経営会議実行委員会 事務局長として健康経営会議を開催。
現在は、健康長寿産業団体連合会 事務局長等、複数の健康関連団体の運営業務や、経済産業省、厚生労働省、スポーツ庁等の健康政策に係る委員会にも携わる。

<関係団体業務>
1.健康長寿産業連合会 事務局長
2.健康経営会議実行委員会 事務局長
3.NPO法人健康経営研究会 理事
4.公益財団法人 健康・体力づくり事業財団 理事
5.一般社団法人ワークフルネス 理事 
6.一般社団法人 日本メンタルヘルス講師認定協会 理事 他

<官公庁委員会>
1.健康・医療新産業協議会 健康投資ワーキンググループ 委員
2.スポーツ庁 スポーツ・エールカンパニー 認定員会 委員
3.厚生労働省 転倒・腰痛等の減少を図る対策の在り方に関する有識者委員
4.全国THP推進協議会表彰選考委員会 委員
5.健康日本21推進全国連絡協議会 企画部会委員
6.墨田区すみだ健康経営支援事業委員 他

<大学関係等>
・女子栄養大学大学院 非常勤講師 他

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